インプラントって何?
インプラントという言葉を最近歯科においてよく耳にしますが、そもそもインプラントってなんでしょうか?
インプラントは、スウェーデンのブローネマルク博士が、
1952年にチタンと骨組織が特殊な方法で結合する「オッセオインテグレーション(骨結合)」を偶然発見したことで始まった歯科治療です。
利点・欠点
インプラントの利点
| 1 | 自分の歯と同じような感覚でものを噛むことができ、食べ物の味や感触がよくわかる。 |
|---|---|
| 2 | 周りの歯を傷つけない(残っている歯を削らない)。残っている歯に助けを求めずにすむので、自分の歯を保護できる。 |
| 3 | 見た目は自分の歯と同じように、きれいに仕上がり、見た目を天然歯と同じように回復できる。 |
| 4 | インプラントが顎の骨に力を加えるため、顎の骨が痩せるのを防ぐといわれている。 |
| 5 | 他の歯に負担がかからない。 |
| 6 | 良く噛める。 自分の歯と同じように噛むことができる。 |
| 7 | 発音に支障をきたすことが少ない。 |
| 8 | 違和感が少ない。 |
| 9 | 長期間安定した噛み合わせを維持できる。 |
| 10 | しっかりしたメンテナンスにより、長期間の使用が可能。 |
| 11 | 治療期間が短いケースもある。 (即時荷重・早期荷重) |
インプラントの欠点
| 1 | 外科的手術が必要。 |
|---|---|
| 2 | 治療期間が長い。 |
| 3 | 治療費が高額。 (保険適応がないため他の治療より費用が高くなる) |
| 4 | 骨の吸収が大きい場合や状態により適用とならない場合がある。 (骨移植を行う場合がある⇒要相談) |
| 5 | 骨粗鬆症や自己免疫疾患など全身的な状態 (重度の糖尿病・心臓疾患・脳疾患・悪性腫瘍などの全身疾患の方、コントロールされていない循環器疾患・精神疾患の方、医師とのコミュニケーションが取れない方、非協力的な方、口腔内の衛生状態の改善がみられない方)などに適用にならない場合がある。 |
| 6 | インプラント手術・口腔外科手術に、熟練した医師及び設備の整った施設が少ない。 |
| 7 | 上部構造(人工歯)に、マイナーなトラブル (小さな破折・ネジのゆるみ等)が生ずる事がある。 |
インプラントと総入れ歯の比較
総入れ歯とは、すべての歯を失った時に歯ぐきの上にのせて使用する装置です。


利点

- 取り外しできるため清掃が簡単です。
- 一般的な治療方法のため、どこの歯科医院でも治療ができます。
- 素材によっては健康保険が適応になります。

欠点

- 口の中を全体的に覆うため異物感が大きくなります。
- 強い力で噛むことが難しく、何でも食べられるようにはなれません。
- 上の入れ歯は落ちたり、下の入れ歯は動きやすく生活に支障をきたす場合があります。
- 痛みが出やすく、壊れやすいです。
インプラントと部分入れ歯の比較
部分入れ歯とは、歯は残っていますが、多数の歯を失った(ブリッジでは治療できない)場合に使用する取り外し式の装置です。



利点

- 基本的にはどこの歯科医院でも行っている治療法です。
- 素材によっては健康保険が適応できるため安価で治療できます。

欠点

- 天然の歯と同じように強い力で噛むことができません。
- 残っている歯にバネをかけるため汚れがたまりやすくなります。
- プラスチックが口の中を大きく覆う事になり、異物感が大きくなります。
- 発音しづらく、味覚・温度感覚が阻害されます。
- 一般的な治療ではありますが調整が難しく、いつまでたっても使うことが出来ないことがあります。
- 歯肉が痛くなったり、部分入れ歯が壊れることがあります。
- 取り外し式のため口の中で動きます。
- 部分的に歯を削る必要があります。
- 上記のような欠点を補うような部分入れ歯は健康保険適応外となります。
ただし、健康保険適応外の部分入れ歯ですべてを解消する事はできません。

























